近頃仕事に明け暮れて、特筆するような色恋沙汰がないというのも理由ではありますが、振り返ってみると今まで男女関係をテーマにして書いたことが多かったので、今回は友人関係に関して書いてみようかと思います。
オーストラリアには少ないながら、ある程度の日本人永住権保持者数があり、勉強して自力でビザを取った人、オーストラリア人と結婚した人、家族移住して来た人、ビジネスビザから永住権を取った人など様々ですが、永住日本人同士で友達の輪を広げようと思えば、ぼちぼちな範囲で広げることができます。
そこでその日本人コミュニティにどっぷりつかるタイプ(日本料理シェフ、日本人専門留学エージェント、邦字媒体出版社勤務、主婦にこのタイプが多い)か、それを避けるタイプ(現地企業勤務、大学・専門学校勤務、現地カフェ・レストランフロアースタッフ等にこのタイプ多し)によって、同じ日本人でも交友関係に違いが生じます。後者はますますオーストラリア色に染まって行き、できる友達も日本人以外の場合が多いのがパターンです。
もちろん、日本人、非日本人と分け隔てなく交友関係を持つ人もたくさんいます。私はこのタイプ。日本人だけの世界につかるのは、せっかくオーストラリアにいるのだからもったい気がするし、そもそも仕事をしている中で自然と日本人以外の友人がたくさんできます。
でも時々は日本人の友達と持ち寄りパーティなんかをして、オーストラリアと日本の違い等をあーだこーだ日本語で何時間も語るのも楽しい。海外暮らし経験者にしかわからないような話ができるのは、こうしたニッチな交友関係間だけかも。
今日は私の日本人以外の友達について書いてみましょう。
日本人永住者が比較的多いと言われるゴールドコーストに越してから一年余り、意外なことに日本人の友達はまだひとりしかできていなく、その他の友達は全員オーストラリア人かもしくは日本ではない国籍の人たちばかりです。日本人を避けているわけでも何でもないのですが、私は現在たまたまそういう環境に身を置いているようですね。
その中でほとんど毎日顔を合わせる職場の友人Laurenは、オーストラリア人の中でも目立ってはっきり物を言う性格で、最初はそのきつさに慣れていず、傷ついたりしたこともありますが、近頃はその裏表のない性格が信用でき、気性は激しいけれど、心根のとても優しい彼女が今は大好きです。
仕事上意見が合わず、同じオフィスにいながらEmailで他のスタッフを巻き込みつつ激しいやりとりをすることがありますが、次の日にはお互い何事もなかったように顔を合わせ、冗談を言っては笑います。
一度新人スタッフの前で激しく口論をしたため、その新人さんは真剣にLaurenと私のその後の仲を心配していたらしく、次の日何事もなかったようにまた仲良く話をしているLaurenと私を見て「あんなに激しくやり取りをしたのに次の日は全く平気なんて、そんなに理解し合えている友人関係は初めて見た」とほっとすると同時に感動していました。毎日一緒にいるとお互いのことを良く理解し、仕事上意見が衝突しても、「それはそれ」と割り切ることが可能なようです。それからもちろんお互い根に持たないタイプであることも重要。
Laurenは単純な性格な上、週5日顔を合わせるので関係は保持しやすいのですが、私のシドニーにいる友達は残念ながら最近少し縁遠くなってきている人もいます。
韓国人の友達Sunnyと私は、お互いのアパートに何度も泊まりに行くくらい仲良しで、恋愛や仕事の話をしつつ夜を明かし、悩みを相談し合い、泣いたり笑ったりして同じ時を過ごして来ました。
いつものようにシドニーのSunnyの家に泊まりに行った時のこと、昼間はSunnyも加えた友人グループでホームパーティ、そしてその夜Sunnyは別の友達と用事があると言います。そこで彼女が「MiKAは明日の朝、どういう予定?」と聞くので「某友人とブランチをしてその足で空港に行ってゴールドコーストに戻るつもり。」と答えると、「MiKAは私の家に泊まりに来るだけで私と二人の時間は全く取らないつもり?!」と急に怒り出しました。
私自身はそんなつもりは全くなく、いつもSunnyの家に泊まらせてもらったときは彼女と二人きりで過ごす時間を取っていたのですが、今回はグループでも会うし、夜話もできるし、本当はその晩一緒に食事でもしようと思っていたものの、Sunnyが用事があるというので・・・と馴れ合いになっているお互いのコミュニケーション不足に、結果彼女が腹を立ててしまったのです。その晩怒った彼女はアパートに戻らず、結局顔を合わせないまま私は予定通り某友人とブランチをし、ゴールドコーストに戻りました。
謝罪とともに置き手紙もし、携帯にもメッセージを何度も送り、Emailもした私。しかし解せないのが私とSunnyの関係がどうやらそれっきりで終わってしまったようなのです。最初は「ちょっと拗ねてるだけ」と周囲からも言われ、しばらくしたらまた元通りの仲に戻れると信じていたのですが、その事件から2ヶ月が経つ今、彼女は一度も私のメッセージに回答してくれていません。
女友達は一生物だと思っていたのですが、やはり人間関係全般的に一筋縄ではいかないようです。Sunnyちゃん、いつか私のことを許してくれるでしょうか?
今週末はGold Coast Indy Festivalでした。私の住むサウスポートではレーシングカーが走る音とF-111 Jetが飛び交う轟音が鳴り響いています。去年のものしか見つけられませんでしたが、どんなものかこちらからどうぞ。
http://au.youtube.com/watch?v=niN4JNNLFwc&feature=related
まるで漫画の世界。今日もルンルンのMIKAでした♪
*この記事は2008年10月に某オーストラリア日本人コミュニティサイトに掲載されたものです。
*2024年追記:その後Laurenとはずっと近い友人関係が続いており、1年以上の間私が彼女の家でシェアをさせてもらったことさえあり、今では彼女の旦那や娘達を含めて、まるで家族のような関係となっています。
Sunnyとは結局数年縁が切れていたのですが、ある日韓国旅行に行くことにした際、ダメ元でソウルに戻っていたSunnyに連絡してみました。すると何事も無かったかのように歓迎してくれて、ソウル案内をしてくれました。その後トルコに引っ越した私の元にも、Sunnyが一度遊びに来てくれたのですが、残念なことにそれ以降は連絡が途絶えています。彼女はFacebookをしていないので、お互い住む国が変わったり、仕事が変わったりなんだりして、連絡先すらはっきりわからなくなってしまいました。今彼女がどうしているのか少し気になりますが、仕方ないですね。
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Photo by Dominic Sansotta on Unsplash