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オージーのお友達

2017年6月15日

ワーキングホリデー経験者の私もご多分にもれずそうでしたが、英語を勉強している段階というのはオージーの友達がほしいと願うものだと思います。英語学校の学生はとにかく自身の英語力を伸ばすことに熱心だし、せっかく外国にいるのだからその国の友達がほしいと思うのは当然のこと。

 

そこで問題になるのが言葉の壁ですよね。それから出会い。いったいどこでどうやってオージーの友達を作ればいいんでしょう?

 

私のワーホリ時代の友人はお金を払って某エージェントでエクスチェンジパートナーを紹介してもらってました。私もそのエクスチェンジパートナーに何度か会ったことがあるのですが、なかなかまじめに語学を勉強している好青年でしたね。(ちなみにその2人は数年後に結婚しました。)

 

私はとても貧乏なワーホリだったのでお金を払うのは躊躇し、自力で探そうと、友達と一緒にエクスチェンジパートナー募集の貼り紙を写真つきで作成し、UNSWの掲示板に何枚か貼りました。いくつか連絡は来ましたが、「有料で英会話を教えてあげる」だとか、いかにもアジア人の女の子大好き系っぽいのがE-mailの文面からただようようなものだとかばかりで、結局うまくいきませんでしたねえ。我々は女の子とエクスチェンジをしたかったのですが女性からは全く連絡が来ませんでした。写真つきがいけなかったのかしら。

 

日本語を教えるのが得意な人だったらこちらが逆に授業料をもらって教える、っていうのはどうでしょう?語学学校時代のクラスメイトは自ら新聞にJapanese Language Lessonの広告を出して生徒を募集し、実際に収入を得てましたよ。特に資格もなかったようで、ちょっと尊敬したものでした。

 

これは万国共通に言えることだと思いますが、やはり友情というものは何回か顔をあわせて時間をともに過ごしたり、共通の関心事のもとに行動したりして育まれるものであり、出会って突然「お友達になりましょう。」は難しいものです。ましてや共通の言語を持たないのであればそれは更に困難になるでしょう。そこでやはりお勧めするのが、習い事やサークル活動、それから仕事ですね。

 

習い事やサークル活動はお互い共通の目的のために一緒の時間を過ごすわけで、ペアワークをしたりするうちに友情が芽生えるチャンスがあるかもしれません。

 

仕事の場合はもっと仲良くなれそうな気がします。フルタイムで仕事をするのであれば、生活のかなりの時間をその仲間と一緒に過ごし、嫌なことも嬉しいこともわかちあい、そこに良いフレンドシップが生まれること請け合いです。なるべくならオージースタッフのいるジャパレスでのアルバイトを探しましょう。私がその昔勤めていた今はなきジャパレスは、オージーのマネージャーやスタッフが何人かいたところで、あまり英語ができないシェフなんかも、どのようにかコミュニケーションを取って仲良くやっていましたね。気持ちさえ開いていればたとえ英語が達者でなくても仲良くなるもんなんだなあと感心したものでした。

 

シェアメイトなんかもいいかもしれません。私はワーホリで渡豪してから2年間パーマネントレジデントのドイツ人女性と一緒に住んだことがあり、私が引越しした今でも連絡を取り合っています。彼女は日本人女性を好んでシェアメイトに迎えていて、英語があまり堪能でない場合でも根気良く話を聞いてくれます。

 

日本人男性よりも女性に起こりがちだと思いますが、パブやバーでの出会い。しかしながらこれは本当に注意してください。基本的にパブやバーで声をかけられるのはOne Night Standが目的だと承知の上で交際を進めてください。友情を育むことは期待せず、もしかして恋愛に発展しそうでも、細心の注意を払って心の底からは信用しないようにしてください。飲み物は必ず自分で購入するか、買ってくれると言うのであれば、相手がカウンターで買っている模様を一部始終よく見て変な薬を入れられないようにしてください。・・・うーん、とにかくこの方法は個人的にお勧めしませんねえ。セックスフレンドを作りたいのなら最適ですけれども。

 

なかなか物事は思うようにうまくいきませんが、お友達作りの基本は心をオープンにしていることだと思いますので常にそれを心がけてください。日本人はシャイで「英語ができないから・・・」とせっかくのチャンスをみすみす逃してしまっている、ということがありがちです。支離滅裂な文法でも結構通じてしまうものなので、恥ずかしがらずに堂々と行きましょう。

 

あ、そろそろBig Brotherが始まる!この番組ってオーストラリアにおける若者の人間関係を見るのにいいですよね。賛否両論あるけれど私は結構面白いと思っています。一度皆さんも参考までにその人間模様を見てみてください。

 

今日もルンルンのMIKAでした♪

 

*この記事は2006年5月8日に某オーストラリア日本人コミュニティサイトに掲載されたものです。

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