オーストラリア・シドニー | オーストラリア国際恋愛

オーストラリアの出会い系サイト

2019年11月5日

いまさら隠してもしようがないのでぶっちゃけますが、私は現在シングルです。類は友を呼ぶのか私の周囲にはシングルの友達がごろごろいます。ほぼ毎週ペースの我々の集いで、挨拶と同じように交わされるのは「どこかにいい人いないかなあ」という単純にしてかなり奥深いこの言葉。

道端やバーで声をかけてくるような男の子達はみんなセックス目当てだし、現在大学に通っている友人達は、クラスメイトとこの先恋愛に発展しないであろうことは既にわかっているので諦め状態。私のようにフルタイムで働いている人は、新しいスタッフが入ってこない限り新たな出会いがないことはもう十分すぎるほど理解しているし、そのうえそんな友人達の殆どが「職場にプライベートは持ち込みたくない」キャリアウーマンタイプで、できる限り職場以外のところで出会いを探そうとしているのです。

オージー男性は無責任でろくなのがいないし、日本人男性にはもはやときめかないし、そんな自分ではどうしようもない様々な条件から出会いを探すのが非常に困難になっているシドニーの悲しき日本人シングル女性達。大学生なら卒業して就職すれば環境も変わりましょうが、すでに就職している人で、それがましてやビジネスビザをスポンサーしてもらっているような立場であれば環境を変えることなんて決してできず、婚期を逃すことを覚悟しながら仕事をするのでした。

そんな私達の間でときどき話題に上るのがRSVP.com.auやmatch.com.auなどのデーティングサイト(日本語で言うと出会い系サイトって言うんですか?)。聞いた話によるとインターネットだけではなくRSVP.com.au主催のパーティがどこかしらで毎週行われているらしく、パートナーを探しているオージー達と直接顔を合わせることも可能らしいです。なんと私の勤める英語学校の英語教師のうちのひとりがRSVP.com.auで出会った相手と近いうちに結婚することになったらしく、私にも登録するように熱心に勧めてくれました。

確かにデーティングサイトなんかに登録する、という作業を経るということはそれほど真剣にパートナーを探しているという気持ちの表れかもしれませんが、いまいちそれを心の底から信用できない私。食わず嫌いはよくありませんが今のところ食指は伸びていません。第一私が登録なんかしてそれを私の勤める学校の生徒さんやエージェントさんに見られたらどうすればいいんですか。恥ずかしくって国外逃亡しちゃいそう。

しかしながら多少気になったことは確かで、ちらりと中を覗いてみると、あらまあ、なんてたくさんの人達が登録していることでしょう。写真も載っていて、皆平均以上の美男美女ばかり。プロフィールもいいことばかり書いてありますが、それらが全て本当だとは到底信じがたいなあ。登録している人の大半はきっと本気で相手を探している人達だと思いますが、中には遊び半分だったりカジュアルな関係だけを目的に登録していたりする人も絶対にいるはず。

Cedric君(仮名)は今年4月に結婚したばかりの新婚さんですが、悲しいことに現在複数のデーティングサイトに登録しています。彼は冗談交じりにそれを私に見せてくれたのですが、正直かなりひきました。というのが、彼はアジア人女性が好きなので(ちなみに奥様はオージー)アジア人女性を取り扱っている結婚紹介所にも登録し、実際に日本人の女の子達を紹介してもらっているのです。それはE-mailでMikako, 28yo, Japanese, fluent in English, intelligent, warm hearted, caring, and beautiful. Contact # 02-9281-6XXX. みたいな感じで送られてきていて、いったい何人の日本人や韓国人の女の子達がCedricの餌食になってきたかと思うと非常に情けなくなりました。Cedricは単なる友達としてはいいやつですけど、女としての立場から見るとBastard!と叫びたくなる最低ヤロウです。皆様、シドニーにそんな男性はごろごろしているのでくどいようですがくれぐれもお気をつけくださいませ。

ちなみにその結婚紹介所はよく広告を見かけるので私も存在は知っていましたが、実際に登録するときどういった審査をしているのか疑問に思います。結婚紹介所なので独身であることは絶対条件であると思うのですが、なぜ既婚のCedricが登録できたのでしょう。Cedricが結婚したのは4月で、登録したのはどうやら6月らしいので独身の間に登録してその後結婚したけれど除籍していない、というわけではないようです。やはり登録も紹介もいい加減なのでしょうか。

ということで、どうにもデーティングサイトや結婚紹介センターやスピードデーティングなんかは信用できない私です。自然な出会いはもともと皆無と言っていいほどなので、日々を仕事に没頭しつつそろそろ次の誕生日が来てしまうなあと諦めの境地に至っています。

思えば英語学校という環境は出会いを求めるのに最適ですね。毎週毎週世界中から新入生が集まって来て短くても2週間、長ければ一年くらいのスパンで同じ時を過ごします。年齢層もほとんどが20代と30代。国籍はヨーロッパならドイツ・イタリア・スペイン・スイス・チェコ・スロバキア・フランス・フィンランド・ノルウェー・デンマーク・ベルギー等、サウスアメリカンもアジア圏からも、世界各国から選べるなんて天国じゃあありませんか。よし、英語学校に入学するぞ、と思いきや私はもう英語学校で仕事をしているのでした。

Where is my better half? 今日もルンルンのMIKAでした♪

*この記事は2006年9月に某オーストラリア日本人コミュニティサイトに掲載されたものです。

*2019年追記:近頃はオンラインでの出会いはほぼ当たり前になりましたね。eharmony.com.auが後々大きなシェアを獲得したようです。私は結局一度も登録に至ってないけれど。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください